台湾のYouTuberが「日本のマズい飲食チェーン」を紹介して炎上する中、日本旅行の達人と称される台湾人旅行ブロガーの林氏璧さんが「台湾人が好きな日本の牛丼チェーン」の投票を行い、6日に結果が発表された。台湾メディアの三立新聞網が伝えた。

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動画投稿サイトYouTubeで250万超のチャンネル登録者を誇る台湾の人気YouTuber「蔡阿嘎」は先日、「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題する動画を投稿し、5店を酷評。しかし、台湾のネットユーザーらから批判が殺到、謝罪動画を投稿したものの日本のテレビ局にも取り上げられてさらに注目を集めるなど、炎上状態となった。

そうした中、林氏璧さんは自身のフェイスブックアカウントで騒動に触れつつ、「日本の牛丼御三家（吉野家、松屋、すき屋）になか卯、あなたはどこが一番好きですか？」と投票を募集。自身は松屋が好きだとする一方、日本のランキングでは吉野家が毎回1位か2位と人気が高いため、ほかの台湾人の意見が気になったとのこと。なお、評価は台湾ではなく日本の店舗に限るとした。

6日に発表された結果によると、総投票数は2943票。1位は松屋で1821票（61．9％）、2位はすき屋で629票（21．4％）、3位はなか卯で260票（8．8％）、4位が吉野家で233票（7．9％）となった。

台湾のネットユーザーからは「日本の松屋は大好き」「松屋が好き。日本に遊びに行くときは毎朝食べる」「何を食べればいいか分からない時は松屋にカレーを食べに行く。安くてうまい」「日本での朝食はすき屋。安くて量もいっぱいあってコスパが超高い」「川崎のなか卯で食べた（牛丼の写真付き）。とてもおしかったよ」「前に梅田の吉野家に行ったけど、牛すき鍋がおいしかった」「吉野家の票が一番少ないけど、正直十分においしい（相手が強すぎただけ）」などの声が上がった。

台湾では過去にもネット掲示板PTTで「日本で必ず行くべき飲食チェーン」を尋ねる投稿があった際に、松屋が圧倒的な人気を集めていた。（翻訳・編集/北田）