中国の秦剛国務委員兼外交部長は6日、北京で国際民間航空機関（ICAO）のフアン・カルロス・サラザール事務局長と会見しました。

秦国務委員は「台湾問題は中国の核心的利益における核心である。中国台湾地区のICAOへの参加についての中国の立場は一貫しており、明確なもので、すなわち『一つの中国』の原則に従って処理されなければならないということだ。中国はICAOが台湾に関連する問題について正しい立場を堅持していることを評価し、引き続き断固として中国側を支持することを希望している」と強調しました。

サラザール事務局長は世界の航空業界の発展において中国が果たしている重要なリーダーシップを高く評価すると同時に、中国の国産中型旅客機「C919」の商業飛行開始に祝意を表したほか、「ICAOは一貫して『一つの中国』の原則を掲げており、引き続き国連総会とICAOの関連決議に従って台湾問題を適切に処理し、中国と共に各国が民間航空の国際的協力を絶えず深めていくことを促進したい」と表明しました。（提供/CRI）