日本のマズい店を紹介し炎上の台湾YouTuber、過去にはTシャツ着火、キムチ投げ捨てなど―台湾メディア

Record China    2023年6月7日(水) 13時0分

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「日本のマズい飲食チェーン」を紹介し炎上した台湾YouTuberは、過去にも「問題動画」を投稿していたようだ。

「日本のマズい飲食チェーン」を紹介し炎上した台湾YouTuberは、過去にも「問題動画」を投稿していたようだ。台湾メディアの三立新聞網が6日付で伝えた。

動画投稿サイトYouTubeで250万超のチャンネル登録者を誇る台湾の人気YouTuber「蔡阿嘎」は先日、「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題した動画を投稿し、5店を挙げて商品を酷評した。しかし、台湾のネットユーザーらから批判が殺到、蔡阿嘎は動画を削除した上で新たに謝罪動画を投稿した。それでも批判はやまず、日本のテレビ番組で取り上げられさらに注目度が増し、当人らは改めて日本語での謝罪文をSNSにアップするなど火消しに追われている。

そうした中、三立新聞網の記事は「彼らはどうやって人気になったのか」と題し、過去の動画に言及した。蔡阿嘎は人気が出る前の2008年、北京五輪の野球で台湾がカナダと対戦した際、カナダ選手が本塁で台湾の捕手と衝突したプレーに憤慨。カナダをおとしめる文字を書いたTシャツを作成し、火を放った上で、「カナダ製品ボイコット」を訴える動画を投稿していた。

また、10年には中国・広州市で行われたアジア競技大会のテコンドーで台湾選手が用具の問題で失格になった騒動をめぐり、台湾内で中国や韓国の関与が報じられ、両国への反感が高まったが、この時は韓国のキムチを川に投げ捨て、「韓国製品ボイコット」や「反韓」を視聴者らに呼び掛けていた。動画のネタとはいえかなり過激な行為で注目を集めてきたようだ。

もっとも、22年に「15年前の復刻」と題して同じことを企画した動画では、「今は子どもたちがまねしてしまうから(燃やす)フリだけで」と実際にTシャツを燃やすことはせずCGの演出で燃えているように見せるにとどめたり、「今は動物保護団体が怖い。食べ物が無駄になるし、川も汚れるから」「今やったら炎上してしまう」とキムチを川に投げ捨てることもしないなど、大人になった様子も見せていた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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