中国外交部の汪文斌報道官は5日の定例記者会見で、「中国とラテンアメリカ（中南米）の『一帯一路』共同建設をめぐる協力は双方の人々によりすばらしい生活をもたらし、2つの大陸をより緊密に結びつけている」と述べました。

中国とアルゼンチンはこのほど「一帯一路」の共同建設の推進に関する協力計画を締結しました。汪報道官は同件に関する質問を受けて、「中国とアルゼンチンは昨年2月に『一帯一路』の共同建設に関する覚書を締結した。このことで、アルゼンチンは『一帯一路』イニシアチブに正式に参画した。今回結ばれた協力計画は、両国の戦略上の結びつきと各分野での実務協力を深める重要な意義があり、中国とラテンアメリカ、カリブ海地域諸国との『一帯一路』共同建設協力をさらに深く進めるものだ」と説明しました。

汪報道官は、ラテンアメリカでの「一帯一路」共同建設の参加国が21カ国にまで増えたと指摘しました。また、中国は10年連続してラテンアメリカの第2の貿易パートナーであり、双方の貿易額は昨年には史上最高を記録したとのことです。（提供/CRI）