中国外交部の汪文斌報道官は5日の定例記者会見で、「中東・湾岸地域の平和と安定を守ることは、この地域の国々と国民の幸せにかかわり、世界平和の維持や全世界の経済発展の促進、エネルギー供給の安定維持にとって極めて重要だ」と述べました。

イラン海軍司令官はこのほど、地域の安定を確保するために、サウジアラビア、アラブ首長国連邦などの湾岸地域国家およびパキスタンとインドと新たな海軍連盟を作ると宣言しました。これに対して、米国は「理屈に合わない」と批判しています。

同件に対するコメントを求められた汪報道官は、「中国は、地域諸国が対話を通じて意見の食い違いを解消し、善隣友好を実現することを支持する。また、地域諸国が団結と自らを強めることを強化して、自分の手で運命をしっかりと握ることを支持する。地域諸国の友人として、中国はこの地域の平和と安定に向けて引き続き積極的かつ建設的な役割を果たしていく」と述べました。（提供/CRI）