<サッカー>中国代表FWが蛮行! 倒れた相手GKの髪の毛つかむ=メディアとファンでは見解の違いも

Record China    2023年6月5日(月) 20時0分

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サッカーの中国スーパーリーグの試合で中国代表FWが相手GKの髪の毛をつかむシーンがあった。

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サッカーの中国スーパーリーグの試合で中国代表FWが相手GKの髪の毛をつかむシーンがあった。

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3日に行われた同リーグ第11節、無敗で首位を走る上海海港と2位の成都蓉城の試合は、両チームスコアレスの70分に成都が危険なプレーで退場者を出す展開に。数的優位になった上海は前がかりに攻撃を仕掛け、逆に1人少ない成都は引き分けもやむなしと時間を使う。

そして迎えた82分、成都のGK張岩(ジャン・イエン)がボールを抱え込んでうつ伏せにピッチに倒れ込み時間を使うと、早くプレーを再開するよう要求しながら歩み寄った上海の中国代表FW武磊(ウー・レイ)が張の髪の毛をつかんでグイっと頭を持ち上げた。

張は直後にもんどりをうってピッチを転げまわり、武のファウルをアピールしたが、武にイエローカード(警告)やレッドカード(退場)は提示されなかった。


このプレーについて、中国メディアと中国のサッカーファンの間では見解に相違が生まれている。中国メディアでは、観察者網が「これは何だ?武磊が相手GKの頭をなでたら後者は苦悶の表情でのたうち回る」と報じたほか、東方体育日報も「武磊に対する当たり屋行為、張岩の演技に何点を付ける?」などと皮肉交じりに報じ、オーバーリアクションでアピールした張を批判した。

一方、サッカーファンからは「これのどこが『なでる』なんだ?明らかに髪をつかんでるだろう」「髪の毛をつかんでもレッドカードが出ないとは」「張岩は反則したのか?武磊が髪の毛をつかんだのは褒めるべきことなのか?」「インプレーで時間を使った張岩は問題ない。相手を侮辱した武磊は退場になるべき」「これは間違いなくレッドカードに値する行為だ。擁護の余地なし」「メディアは武磊に肩入れするな」「武磊のこの行為はワールドカップ予選なら間違いなく退場。アマチュア過ぎるし、これが(中国が)予選突破できない原因でもある」との声が上がっている。

なお、試合は10人の成都が決勝ゴールを挙げ1-0で勝利。上海との勝ち点差を3に縮めた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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