「日本の超マズい飲食チェーン5選」を紹介し非難殺到、台湾YouTuberが謝罪に追い込まれる

Record China    2023年6月5日(月) 13時0分

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「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題した動画を投稿した台湾YouTuberに非難が殺到し、謝罪に追い込まれた。

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「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題した動画を投稿した台湾YouTuberに非難が殺到し、謝罪に追い込まれた。NOWnewsや中時新聞網など、複数の台湾メディアが報じている。

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動画投稿サイトYouTubeで250万超のチャンネル登録者を誇る台湾の人気YouTuber「蔡阿嘎」はこのほど、日本の五つの飲食チェーンを批評し、けなすような動画を投稿した。しかし、ネットユーザーからは「どの店もリーズナブル。本人たちは何か間違った期待をしているのではないか」「味は個人の好みだが店を嘲笑する必要はないのでは?」といった批判が殺到した。

また、メンバーらが複数人で一つの料理をシェアしたことや、店内であけっぴろげに商品を批判したこと、「日本人は言葉が分からないからどんなにひどいことを言っても大丈夫」との趣旨の発言があったことにも「失礼だ」との非難の声が飛んだ。


「蔡阿嘎」は問題の動画を削除したが批判がやまなかったことから改めて謝罪動画を投稿。自身らの動画への批判として、主に「公共の場所を占有し通行人の妨げになった」「日本の飲食店で料理をシェアした(日本文化のタブーを犯したこと)」「店内での撮影で大声を上げ、他の客の迷惑になった」「味に好き嫌いはあるとはいえ嘲笑したりおとしめたりする意図が感じられる態度だった」「日本の庶民食への評価基準が高すぎる」の五つがあったことを説明し、それぞれについて謝罪の言葉を口にした上で、改善案を示した。

ただ、この謝罪動画に対しても、あるユーザーは「海外でこのようなリスペクトやマナーのないことは本当にしてはいけない。深刻な場合は台日の友好関係にまで影響が出かねない。謝罪は日本人にすべき。日本語で謝罪するか、日本語の字幕を付けることを提案する」と批判。また別のユーザーは、動画内で「対不起(ごめんなさい)」ではなく「不好意思(すみません)」という言葉が使われていたことを挙げ、「『対不起』も言わないのに謝罪動画と言えるか?」と指摘している。

騒動について、「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」の名で有名な台湾在住の日本人男性は自身のフェイスブックアカウントで「おいしいかおいしくないかは個人の主観なので彼らの見方は尊重する」としながらも、「ただマズいだけの店なら競争の激しい日本の飲食業界で数十年も生き残ることはできない」と指摘。動画で挙げられたチェーン店は客に安価で提供するための「企業努力」をしているのだと説明した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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