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6月15日に起きた九江大橋崩落事故で行方不明になっていたトラックが24日朝、引き揚げられた。しかし見つかったのは車体の一部のみで、乗っていたはずの親子の行方は依然として不明のままだ。
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2007年6月24日午前9時55分、九江大橋崩落事故で行方不明になっていたトラック“粤B72420”が引き揚げられた。しかし、引き揚げられたのは車体の一部のみで前部と荷台はまだ見つかっておらず、さらに車内から遺体などは発見されていない。トラックと共に事故に巻き込まれた宋(ソン)父子の行方は依然として不明のままだ。
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作業員らによると、引き揚げられたトラックは川底に斜めに突き刺さるような形で沈んでおり、車体のほとんどは砂に覆われ、わずかにタイヤの一部が見えているだけだったという。今回トラックが発見された現場は、22日に最初に引き揚げられた別のトラックが発見された現場から10数m離れている。
この事故は今月15日朝、砂利運搬船が九江大橋の橋げたに衝突し、橋が約200mにわたって崩落したもの。橋を走行中の車4台が川に転落し、乗っていた7名と橋の下にいた作業員2名、計9名が行方不明となった。22日、捜索活動によってトラック1台が引き揚げられ、2人の遺体が回収されている。(翻訳・編集/BA)
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