羽生結弦さんを好きになることの最大のメリット―中国コラム

Record China    2023年6月2日(金) 20時0分

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羽生結弦さん(28)のファンであるコラムニストが5月28日、羽生さんを好きになることの最大のメリットについて論じるコラムを、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。

フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)のファンであるコラムニストが5月28日、羽生さんを好きになることの最大のメリットについて論じるコラムを、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。

同コラムは冒頭、「羽生結弦を好きになることの最大のメリットは何か知っているだろうか?」と問い掛けた上で、「それは常に最高の、最も美しいフィギュアスケートを見ることができる…ということではなく、常により良い羽生結弦を見ることができることだ」と説明。同月26日の幕張公演から始まったアイスショー「ファンタジー・オン・アイス2023」について、「彼からファンに大きなサプライズとプレゼントがあった。そう。それは、また彼が進化していたことだ」と述べた。

その上で、ダンス&ボーカルグループ「DA PUMP」とコラボレーションした新プログラム「if…」について、「シンプルながらデザイン性の高い白と黒のコスチュームで登場。アイスファンたちは前回“会って”からまだ1カ月余りしかたっていないが、彼がさらなる進化を遂げていることに気付いた」とし、「このプログラムは本当の意味で『ダンス』と『フィギュアスケート』を完全に融合させたと言えるだろう」と評した。

続けて、「羽生は過去のインタビューで『独学でダンスを勉強している』『今はストレッチに興味がある』などと語っていたが、これらはいずれも『if…』と対応していた」と分析。「スピンから始まるという表現方法は試合でもショーでもなかった全く新しいものだ」としたほか、同曲のラップ部分について「独学ながらもすでにプロのような動きで、すべてのビートに完璧にヒットさせており、同時に豊かなアレンジによって曲の価値観を非常によく表現していた」とした。

さらに、「彼の進歩は振り付けのアレンジや見せ方にも表れている」とし、「『阿修羅ちゃん』が純粋にカッコいいプログラムだったのに対し、『if…』は剛柔が共存する、カッコよく豊かでありながら工夫が散りばめられ、程よい余白もあるプログラムで、さらに一段上のハイエンドなカッコいいプログラムと言えるのではないだろうか」と論じた。

同コラムは、プログラムでの動作にも細かく言及した上で、「彼はいったいどれだけ新しい技を密かに学んでいたのか。そして、いったいどうやってそれを自分のものにしたのか。羽生結弦には、私たちの知らない驚きがどれだけあるのだろうか。いや、私たちどころか彼自身も答えられないのではないか。どこまでも進歩し、いつまでも『未完』のままで自分の境地を切り開き続けているのだから」と説明。「あえて表現するなら幾重にも折り重なった超大型の(おもちゃなどの)ブラインドボックスだ。彼が次にどんなプレゼントをくれるか、決して知ることはできない。私たちは期待したまま、受け取るのを待っていればいいのだ」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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