中国の女優ウー・ジンイエン（呉謹言）の最新作で、ブレーク作の「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」を思わせる復讐劇を描くドラマ「墨雨雲間」がこのほどクランクインした。

2018年に社会現象化するブームを作った「瓔珞」では、姉の復讐を誓って紫禁城に入った型破りなヒロイン・魏瓔珞を演じてブレーク。21年初めに「尚食（しょうしょく）～美味なる恋は紫禁城で～」のクランクアップ後、2年以上にわたってドラマから離れていたウー・ジンイエンだが、今月19日に時代劇ドラマ「墨雨雲間」がクランクインしている。

「墨雨雲間」は作家・自千山茶客の人気小説「嫡嫁千金」を映像化するもので、前世で悲惨な死を遂げたヒロインが生まれ変わり、父や弟のために復讐劇を繰り広げるストーリー。「瓔珞」の魏瓔珞を連想させるようなヒロイン像となっている。

当初は「瓔珞」および「尚食」で共演した俳優シュー・カイ（許凱）との再共演もうわさになっていたこの作品だが、ドラマ「玉楼春〜君に詠むロマンス〜」や「美人骨」に出演した俳優ワン・シンユエ（王星越）との共演が明らかになっている。（Mathilda）