韓国・光州市のヘリ墜落事故、市長の現場到着時間に改ざんの疑い=対応遅れの批判避ける狙いか―韓国メディア

Record China    2014年7月22日(火) 14時30分

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21日、韓国・光州市で17日に発生した消防ヘリの墜落事故で、陣頭指揮に当たっていた尹壮鉉市長の現場到着時間に改ざんがあった疑いが出ている。写真は中国の事故報道。

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2014年7月21日、韓国・聯合ニュースによると、韓国南西部・光州市で17日に発生した消防ヘリの墜落事故で、陣頭指揮に当たっていた尹壮鉉(ユン・ジャンヒョン)市長の現場到着時間に改ざんがあった疑いが出ている。中国新聞社が伝えた。

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光州市政府の報告書では、尹市長は事故当日の午前11時20分に現場に到着し、陣頭指揮に当たったとある。しかし、メディアの調べでは、尹市長は同11時40分から50分まで市庁舎にいたことが分かっており、報告書の時間に現場にいることは不可能だという。

光州市政府の職員は「尹市長は市庁舎で事故の対策指揮を執った後、正午ごろに現場に到着した」と説明。別の職員は「市庁の報告書が間違っていた」と弁明した。しかし、旅客船セウォル号沈没事故で韓国政府の対応の遅れが非難の対象となったことから、市長の現場到着時間を故意に改ざんした疑いも出ている。

17日午前10時53分ごろ、光州市のマンションが立ち並ぶ住宅街で、消防ヘリコプター1機が歩道近くに墜落。乗っていた消防隊員ら5人が死亡、現場付近にいた女子高校生1人が軽傷を負った。ヘリはセウォル号沈没事故の現場で捜索活動に参加し、北東部の江原道の消防本部に戻る途中だった。(翻訳・編集/本郷)

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