エリトリアのイサイアス大統領はこのほど、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）の独占インタビューで、中国と中国人民との友情の深さについて繰り返し言及し、「中国とアフリカの協力は互恵・ウィンウィンなものであり、この事実に泥を塗ることは許されない。アフリカ諸国は引き続き中国と手を携えて前進し、双方の協力をより高いレベルへと推し進めていく」と表明しました。

エリトリアは2021年に中国と「一帯一路」共同建設に関する覚書に署名し、習近平主席とイサアイス大統領は2022年、中国とエリトリアとの関係を戦略的パートナーシップ関係に格上げしています。

イサイアス大統領は、西側メディアのいう「一帯一路」共同建設におけるいわゆる「債務のワナ」問題について、「たとえ債務問題が生じたとしても、その責任は経済運営を誤ったアフリカ諸国自身にあるはずであり、中国を非難することはできない」と述べ、「債務のワナ」の責任を中国に押し付けるのは、「中国を中傷しようとしているか、アフリカと中国の団結を分断しようとしているにすぎない」と指摘しました。そのうえで、「今日のアフリカ経済の発展を促進したのは、中国とアフリカとの協力にほかならない」と表明しました。

エリトリアは「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸北東部に位置し、紅海とインド洋、アジアとアフリカをつなぐ海陸交通の要衝です。「アフリカの角」地域の重要な国であり、古代海上シルクロードの中枢的な拠点でもあります。（提供/CRI）