中国外交部の毛寧報道官は25日の定例記者会見で、「ウクライナ危機は本来避けられるはずだった悲劇であり、その本質は欧州の安全保障ガバナンスをめぐる問題の大爆発だ」と述べました。

中国政府のユーラシア問題担当特別代表の李輝氏はこのほど、ベルリンで「欧州諸国が危機の根源から着手し、表面に現れた症状も病根も治すつもりで問題解決の道を探り、欧州大陸の長期的安定のために努力することを中国は支持する」と述べました。これについて、中国外交部の毛寧報道官は「ウクライナ危機が今日のような状況に至ったのは、苦い教訓だと言うべきで、各方面が深く反省するに値する。ウクライナ危機において、中国は終始、事態そのものの是非曲直に基づいて自身の立場を決定してきた。われわれは終始断固として平和の側、対話の側、歴史の正しい側に立ち、終始和平交渉の促進に尽力してきた。中国は国際社会と共に、引き続きウクライナ危機の政治的解決を推進するために建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。（提供/CRI）