2023年5月25日、仏国際放送局RFI（ラジオ・フランス・アンテルナショナル）の中国語版サイトは、上海ディズニーランドが入場料を再び値上げすると報じた。

記事によれば、値上げ後の入場料が適用されるのは6月23日から。オフシーズン平日および週末の「常規日」が現行の435元（約8600円）から475元（約9400円）に、一部の平日と週末に適用される「特別常規日」が545元（約1万800円）から599元（約1万1800円）に、祝祭日とその前後や特別イベント日などに適用される「高峰日」が659元（約1万3000円）から719元（約1万4200円）に、夏季や一部祝祭日、特別イベント日に適用される「特別高峰日」が769元（約1万5200円）から799元（約1万5800円）にそれぞれ値上げされる。

なお、値上げは最近発表されたものではなく、運営会社は値上げ実施の半年前にあたる昨年12月23日に発表していた。上海ディズニーで値上げが行われるのは昨年1月以来で通算4回目。2016年6月の開園当初の入場料は平日とピーク時の2段階制で、平日は370元、ピーク時は499元だった。20年6月に2回目の値上げを行った際に、現在の4段階制が採用された。

澎湃新聞の微博アカウントは25日、上海ディズニーの値上げについてアンケートを実施。日本時間26日午前10時時点で約2万6000人が参加し「高すぎる。もう行かない」の回答が約8割を占めた。コメント欄には「中国人相手だと金もうけしやすいなあ」「値上げはもちろん、値下げしても行かない」「1回行けばもう十分」といった書き込みが残されている。（翻訳・編集/川尻）