迷走を続ける中国ドラマ「青簪行」、代役候補からケニー・リンは完全消滅か

anomado    2023年5月25日(木) 18時0分

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中国ドラマ「青簪行」では一時、俳優ケニー・リンを代役に起用した撮り直しが話題になっていたが、可能性が完全に消えたと報じられている。

中国ドラマ「青簪行」では一時、俳優ケニー・リン(林更新)を代役に起用した撮り直しが話題になっていたが、可能性が完全に消えたと報じられている。

20年夏にクランクアップした「青簪行」は、ヤン・ズー(楊紫)とクリス・ウー呉亦凡)が主演の時代劇ドラマ。同年、クリス・ウーが強姦(ごうかん)罪で逮捕される事態となって配信が難しくなり、その後はクリス・ウーの代役として複数の俳優の名前が浮上。今年3月にはケニー・リンが最有力とする情報が飛び出し、さらに今月初めには、ケニー・リンがすでに出演契約を結んだとして話題が再び持ち上がっていた。

中国メディアによると、ケニー・リンはこのほど、女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)主演の最新ドラマ「玫瑰故事」の撮影に合流したことが明らかに。スケジュールの面でも「青簪行」に割ける時間はないことから、代役出演は完全になくなったと報じている。

なお、中国メディアでは「青簪行」のクリス・ウーの代役が一部撮り直しというレベルではなく、かなり日数を要することも破談の一因に挙げ、さらにこのほどトークショーで男性タレントが中国軍をネタにしたジョークを披露して批判を浴び、一般社会からタレントへ向ける目が厳しくなっていることから、不祥事タレントの尻拭い的な仕事を避ける選択をしたのではないか推測している。

「青簪行」は人気スターを起用し、巨額の制作費を注ぎ込んだ「S+」ランクの作品で、原作小説の実写化版権や出演者のギャラを含め、制作費は1億元(約20億円)を軽く上回るとされる。代役を起用した撮り直しには、さらに最低でも6000万元(約12億円)の制作費が必要になるとも言われている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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