中国の通信大手、空港・駅で提供の「VIPルームサービス」停止へ=国の関連部門の要求受け―中国メディア

Record China    2014年7月21日(月) 16時3分

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20日、中国の通信事業者は、建国記念日にあたる10月1日を前に、全国の空港や鉄道駅などで提供しているVIPルームサービスを停止する。国の関連部門の要求を受けての対応だ。資料写真。

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2014年7月20日、重慶晩報によると、中国の通信事業者は、建国記念日にあたる10月1日を前に、全国の空港や鉄道駅などで提供しているVIPルームサービスを停止する。国の関連部門の要求を受けての対応だという。

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中国の三大通信キャリア、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)関係者はそれぞれ、国の関連部門から通知を受け取ったことを明らかにしている。

広東省の中国電信関係者は、「10月1日までに空港や鉄道駅でのVIPルームサービスを停止するが、具体的な日時は未定だ」と明かした。

三大キャリアは、全国の空港や鉄道駅などで富裕層を対象にしたVIPルームを設け、専用サービスを提供している。国務院の国有資産監督管理委員会は、三大キャリアに対し、3年で400億元(約6527億円)余りの営業コスト削減を指示したとの報道もある。

業界関係者は「通信キャリアのVIPルームサービスはサービスの多様化の表れだ」とした上で、「営業コスト削減のために同サービスを停止するかどうかはキャリア側が決めることであり、政府の1枚の通達で取り消されるべきではない」と指摘している。

今回の要求は、中央政府が掲げる8項目の「倹約令」に基づくものだとする声もある。(翻訳・編集/NY)



   

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