マジョルカ監督が人種差別発言?韓国人選手に「何しているんだ、中国人」=韓国ネット「ショック」

Record Korea    2023年5月24日(水) 13時0分

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23日、韓国・マネートゥデイは「サッカーのスペイン1部リーグ、マジョルカに所属する韓国代表MFイ・ガンインが、ハビエル・アギーレ監督から人種差別を受けている」と伝えた。資料写真。

2023年5月23日、韓国・マネートゥデイは「サッカーのスペイン1部リーグ(ラ・リーガ)、マジョルカに所属する韓国代表MFイ・ガンインが、ハビエル・アギーレ監督から人種差別を受けている」と伝えた。

記事によると、ツイッター上で22日に拡散された動画の中で、アギーレ監督はイに対し「que haces chino」、直訳すると「何しているんだ、中国人」と声を掛けている。「chino(中国人)」は北米、中南米などで東洋人を侮辱する際に用いられる単語で、人種差別的な意味を含む。

イがチーム内で「chino」と呼ばれている様子は、マジョルカが11日に公式のYouTubeチャンネルで公開した動画でも確認できる。ツイッター上の動画とは別の日に撮影したものとみられるという。

イは2年前にあるYouTubeチャンネンルのインタビューで「スペインでは東洋人を見てchinoと言う」と語っていたという。

記事はまた、「マジョルカによるアジア系選手に対する人種差別はこれが初めてではない」として、2019~20年にマジョルカでプレーしていた日本代表MF久保建英も人種差別を受けていたと伝えている。

20年2月、コーチのダニ・パストール氏が試合中に久保を交代投入のために呼ぶ際、指で両目を横に伸ばすジェスチャーを行った。この様子がSNSで拡散され物議を醸したが、当時ラ・リーガは「特に意味のないジェスチャーだった」との見解を示し、後に謝罪した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「スペインでは人種差別が日常だと聞く」「これはショックだ」「スペインリーグ、なんて低俗なんだ」「海外に行くと一番よくかけられる言葉だ」など、怒りの声が多数寄せられている。

また、「chino」と呼ばれても何事もなかったように受け流しているイに対する「笑って受け流しているところが腹立たしい」「差別に慣れているように受け入れてるのがまた不快だ」「誤った表現だと言ってやるべきじゃないのか」といったコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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