中国の対ドイツ投資プロジェクト件数、22年は14年以降で最少水準―独メディア

Record China    2023年5月24日(水) 9時0分

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2022年の中国企業による対ドイツ投資プロジェクト件数が14年以降で最少水準にまで落ち込んだことが、ドイツ貿易・投資振興機関の報告書で分かった。写真はドイツの首都ベルリン。

2022年の中国企業による対ドイツ投資プロジェクト件数が14年以降で最少水準にまで落ち込んだことが、ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)の報告書で分かった。独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトが22日付で報じた。

記事によると、ウクライナ戦争やエネルギー危機などの逆境の中、22年のドイツへの外国からの投資は堅調だった。GTAIの報告書によると、ドイツは昨年、外国から1783件の新規プロジェクトを誘致した。21年との比較では23件少ないものの、20年に比べると101件増加した。

ドイツへの最大の投資国は米国で、プロジェクト件数は279件だった。以下、スイス(208件)、英国(170件)、中国(141件)、トルコ(139件)と続いた。

GTAIのマネジングディレクターのロバート・ヘルマン氏は「中国の厳格な新型コロナウイルス感染症政策により出張が不可能になった。企業は取引を成立させることが困難になり、プロジェクトの進行が遅れたり妨げられたりした」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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