世界保健総会(WHA) 台湾関連議案再び拒否

CRI online    2023年5月22日(月) 23時40分
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スイスのジュネーブで開催中の第76回「世界保健総会」は22日、「台湾をWHAにオブザーバーとして参加するよう招待する」という一部の国からの提案を総会の議題に盛り込むことを拒否する決定を下しました。

スイスのジュネーブで開催中の第76回「世界保健総会(WHA)」は22日、「台湾をWHAにオブザーバーとして参加するよう招待する」という一部の国からの提案を総会の議題に盛り込むことを拒否する決定を下しました。

国連ジュネーブ事務局の中国常駐代表と在ジュネーブ国際機関中国政府代表部の特命全権大使を務める陳旭(ちん・きょく)大使はWHAでの演説で、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国領土の不可分の一部だ」と述べたうえで、「台湾の民進党当局は、両岸が一つの中国に同じく属することを認めようとせず、WHAに参加する政治的基盤を一方的に放棄した」と指摘しました。

陳大使はまた、「台湾当局はいわゆる『国際防疫の地理的空白』を騒ぎ立てているが、『一つの中国』の原則の下で、台湾地区の衛生専門家が世界保健機構(WHO)の主催する技術活動に参加できることや、台湾地区には『国際保健規則(IHR)』の連絡拠点が設置され、有効に運用されていることなどの事実についてはひと言も言及していない。その理由は、『国際空間の拡張』を図り、『二つの中国』を作ろうとしているからに過ぎない」と話しました。

陳大使はさらに、今回のWHAの開幕前、約140カ国が中国に対して「一つの中国」の原則を堅持し、台湾のWHA参加に反対する立場を表明し、約100カ国がこれについてWHO事務局長に対する書簡の送付や声明の発表を行っていたことを取り上げ、「道理にかなえば支持者は多くなり、道理に背けば支持者は少なくなる。防疫を口実にした独立のいかなる企みも成功はかなわない」と強調しました。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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