アクションスターのドニー・イェン（甄子丹）の代表作の1つ、「イップ・マン」（葉問）シリーズから最新作の制作が発表された。

開催中の第76回カンヌ国際映画祭で、香港の映画会社・東方電影（マンダリンフィルム）がドニー・イェン主演の最新作を紹介。2008年の「イップ・マン 序章」でスタートした人気シリーズの第5弾となる「葉問5」をはじめ、07年公開の「導火線 FLASH POINT」から16年越しの新作「導火線2」および、リーガル作品「誤判」の3作品を明らかにしている。

「イップ・マン」シリーズでドニー・イェンが演じた主人公の葉問は、19年公開の4作目「イップ・マン 完結」で他界している。公開当時、この作品でシリーズ終了を明らかにしていたウィルソン・イップ（葉偉信）監督だが、このほど香港メディアのインタビューに対し、1作目から今年で15年目を迎えるため、ドニー・イェンともども以前から新作への意欲があったこと、さらに同シリーズの世界的な人気が後押しになったことを語っている。

すでにティザーポスターも公開された「葉問5」だが、どのようなストーリーが展開されるのかについてウィルソン・イップ監督は、「ファンの期待を裏切らない作品になるだろう」と語っている。（Mathilda）