ライドシェア客が下車拒否、24時間以上車内に居座る―中国メディア

Record China    2023年5月21日(日) 15時10分

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20日、成都商報は、自動車のライドシェアリングを提供するドライバーが「客2人に座席を24時間以上占拠されている」と訴えたことを報じた。

2023年5月20日、成都商報は、自動車のライドシェアリングを提供するドライバーが「客2人に座席を24時間以上占拠されている」と訴えたことを報じた。

記事は、浙江省杭州市でライドシェアリングを営んでいるドライバーが17日、2人連れの客から予約を受けたと紹介。ピックアップ地点が停車禁止の場所だったため、20メートルほど離れた地点で客を乗せたところ、客が車内で大声で叫びだし、ドライバーは注文をキャンセルしたと伝えた。

しかしこの2人の客は下車を頑なに拒否して助手席と後部座席に24時間以上居座り続けたとのこと。

ドライバーは警察官に仲裁を依頼し、5時間に及ぶ説得が行われたものの失敗に終わったという。

ドライバーは「客は17日午後2時ごろに乗車した。私は18日午後10時過ぎに一度帰宅し、19日午前8時に車に戻ってみるとすでに客はいなかった。客は車内に35時間ぐらいいたのではないか」と語っている。また、周辺住民との話の中で客がデリバリー注文で食事を取っていたことが分かったほか、車内で用を足したようなにおいも残っていたとのことだ。


現地の警察当局は「乗客はすでに下車しており、現在案件の処理に当たっている」とし、騒動を挑発した疑いで捜査を進めていることを明らかにした。

記事は、ドライバーが車内の清掃、約1500元の損害賠償の支払い、謝罪を求めているとともに、ライドシェアリングの運営会社から「受注後すぐのキャンセル」により大幅な減点処分を受けたとして運営会社に処分の撤廃を要求していることを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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