外交部の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で、日本が中国に遺棄した化学兵器の問題について記者の質問に答えました。

汪報道官は、「化学兵器禁止条約の第5回審議大会がオランダのハーグで開催されている。この会議の重要な議題の一つが、日本が中国に遺棄した化学兵器の問題だ。この問題を議論することは、化学兵器禁止条約の履行における重要な作業である」と紹介しました。

汪報道官は「日本側には、中国に遺棄した化学兵器の影響を一日も早く徹底的に除去するという、逃れることのできない歴史的、政治的、法的責任がある。現在、この除去計画は大幅に遅れており、期限を何度も過ぎている」として、「中国は日本側に対し、緊迫感を持ち、全力で作業に取り組み、新たな除去計画を全面的に実行し、化学兵器の無い世界の構築のための障害を取り払うよう促してきた」と示しました。（提供/CRI）