2023年5月13日、「すずめの戸締まり」の微博（ウェイボー）公式アカウントで新海誠監督による中国のファンへのメッセージが投稿された。

「すずめの戸締り」は少女の冒険物語で、九州に住む17歳の少女「鈴芽（すずめ）」が、「扉」探しの旅をしている青年「草太（そうた）」に出会うところから始まる。

同アカウントは12日、中国での上映期間の再延長（6月23日まで）も発表しており、この度の新海誠監督のメッセージは動画形式で投稿された。

新海誠監督は、「映画『すずめの戸締まり』が多くの方の応援のおかげで、前作『君の名は。』の興行収入と動員数を上回り、さらに日本の興行収入も超えたとお聞きしました」とし、「とてもうれしいです」と述べた。

さらに、「この映画がこの春のように皆さんを温かな気持ちにできたのであれば、この映画を作った甲斐があったと思います。中国の観客の皆さん、改めて本当にどうもありがとうございました」と述べ、最後には中国語で「謝謝（ありがとうございます）」と締めくくった。

中国のファンからは、「監督のメッセージ、なぜか分からないけどすごく感動した」「私も温かくなったよ（涙）」「こんなに愛にあふれた作品を作ってくれて、監督ありがとう、ずっと応援しているよ」といった声も挙がった。

また、「8回目の鑑賞に向けて準備をするよ」「16回見た（笑）」「4回見て貢献！」のように、複数回鑑賞したとの声も寄せられた。

このほか、「監督、『君の名は。』の時期よりだいぶ瘦せた。健康に気をつけて！」「監督の健康と家庭の幸せ、そして事業の成功を祈っている」といった新海監督を気遣うファンも見られた。（翻訳・編集/柳朱音）