日本政府がサムスン半導体工場新設に150億円程度支援か―中国メディア

中国メディアの金融界は18日、日本がサムスンの半導体工場プロジェクトに150億円を支援する可能性があると報じた。

記事は海外メディアの報道を引用。情報筋の話として、韓国サムスン電子が神奈川県横浜市に建設を予定している半導体工場に、日本政府が150億円程度の補助金の支給を検討していると報じた。

今年3月末には、同社が開発拠点と試作ラインを新設する方向で検討していることがロイターによって報じられていた。

情報筋によると、工場の建設コストはおよそ400億円でその約3分の1が日本政府による補助金で賄われることになるとみられる。一方、経済産業省は「現時点で具体的には何も決まっていない」と回答。サムスン側も同様のコメントを発しているという。

記事は、岸田文雄首相が18日にサムスンを含めた半導体7社の幹部らと会合を行い、多国間協力強化へ向けた動きを見せていると伝えた。（翻訳・編集/北田）