中国の自動車輸出が日本を抜き世界一に、しかしリスクと課題も―香港メディア

Record China    2023年5月18日(木) 6時0分

拡大

16日、香港01は、輸出台数が日本を上回った中国の自動車業界が直面する課題について専門家の意見を紹介する記事を掲載した。

2023年5月16日、香港メディアの香港01は、輸出台数が日本を上回った中国の自動車業界が直面する課題について専門家の意見を紹介する記事を掲載した。

記事は、中国の自動車工業協会が15日にデータを発表し、今年第1四半期(1〜3月)の中国の完成車輸出台数が前年同期比58.1%増の106万9000台に達し、同時期に104万7000台だった日本を抜いて世界最大の自動車輸出国になったことが分かったと紹介。1〜4月の輸出台数は同89.2%増の137万台に達し、新エネルギー車の急速な発展の後押しにより今年の中国の自動車輸出のペースが上がっていると伝えた。

一方で、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国の自動車輸出にも多くの課題が存在すると指摘。中国人民大学国際貨幣研究所研究院の陳佳(チェン・ジア)氏が「欧州市場は日本の自動車工業の『庭』であり、産業チェーンが充実している日本の牙城を崩すには、なおも地道な努力が必要だ」との見方を示したことを紹介した。

また、海南大学「一帯一路」研究院の梁海明(リアン・ハイミン)院長が中国の自動車輸出が抱える課題について、海外の自動車ブランドに比べると知名度が低いこと、欧米諸国が電気自動車(EV)産業チェーンの構築を進める中で今後競争が一層激しくなること、充電設備などEV普及のためのインフラが不足しており、自動車の販売と同時にインフラ整備やアフターサービス強化を図る必要があることの3点を挙げたとしている。

さらに、専門家からは、一部の国が自動車輸入に高い関税をかけたり、技術的な要件をつけたり、市場参入に規制をかけたりといった貿易障壁を設けていることや、国際的な政治、経済の不安定要素なども中国の自動車輸出に影響を及ぼす要素として指摘されていることを伝えた。

記事はその上で、安定的な輸出増加を実現するために必要なこととして、自動車技術の研究開発への投資を持続的に拡大すること、国際的な貿易交渉に積極的に参加して貿易障壁を取り払うこと、財政支援、税制優遇、技術支援などの政策を打ち出して自動車輸出をサポートすることなどが専門家から提起されたと紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携