日本に来る韓国人がさらに増える?韓国で日本行き航空券の価格急落=ネット「韓国の観光地は反省を」

Record Korea    2023年5月17日(水) 11時0分

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16日、韓国・毎日経済によると、韓国で日本行き航空券の価格が急落している。写真は韓国・仁川国際空港。

2023年5月16日、韓国・毎日経済によると、韓国で日本行き航空券の価格が急落している。

記事によると、韓国の格安航空会社(LCC)・ティーウェイ航空の仁川(インチョン)~福岡路線は、5月の連休需要により往復30万~40万ウォン(約3万~4万円)台にまで上昇していたが、6月中旬は13万ウォン台に下がっている。済州航空の仁川~福岡路線も、5月の連休時には50万ウォン台前半だったが、6月末は22万ウォン台になっている。さらにエアソウルは先月、燃油サーチャージと空港使用料だけを支払う「0ウォン航空券」を発売したという。

高騰していた航空券の価格が急落したのは、LCC間の競争激化による供給の拡大が主な要因とみられている。記事は「旅行・航空業界の四半期別のゴールデンタイムは7~9月期で、これに向け供給が増えたが需要が追いつかず、価格引き下げ要因が発生した」と説明し、「“出血大サービス”競争が加熱した場合、コロナ禍前に起きた財務構造悪化につながる悪循環が再発する可能性がある」「特に日本などの人気旅行先はすでに多くの人が訪れたため新規の需要創出が難しく、特価マーケティングにより身を削る事態がさらに深刻化するおそれがある」と指摘している。

LCCの財務状態はいまだ危険な水準だという。ティーウェイ航空の昨年末基準の負債比率は1655%に達し、ジンエアーと済州航空もそれぞれ608%と443%を記録した。

航空業界関係者は「航空会社間の競争は激化しているが、旅行客にとってはむしろチャンスだ」とし、「これほどの特価ならコロナ禍前に戻ったとみていい。繁忙期前の6月、7月初めに旅行した方が費用が減らせる」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「航空券の問題ではなく、日本は宿泊費や食費など全てが韓国より安く、支払ったお金にちゃんと価値がある。韓国より高いのは交通費だけ。どこの飲食店に入っても基本的においしくて接客も親切。韓国の観光地は反省するべきだ」「韓国の済州島は駄目だ。補助金を出してでも飛行機代を下げさせ、たくさんの人に来てもらわないと。韓国人が済州島旅行に行かないのはお金がないからではなく、コスパが悪すぎるから」「どの国にも短所やダークな部分があるが、日本観光は総じて良い。日本の観光産業は韓国より上だと認めないと。日本人の親切さには驚きだ」などの声が上がっている。

また「いくら航空券が安くても、6~7月は暑くて行かれない」「日本は夏に行くものではない。異常に蒸し暑い」「日本旅行を100%楽しみたければ冬に行くこと」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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