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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは15日、「ロシア空域の飛行を巡る争いが欧米と中国を往復する航路の回復を妨げる」とする記事を掲載した。
独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは15日、「ロシア空域の飛行を巡る争いが欧米と中国を往復する航路の回復を妨げる」とする記事を掲載した。
記事によると、欧米と中国を往復する航空便の数は現在、新型コロナウイルス禍前の水準にはるかに届いていない。欧米の一部の航空会社は「不公平な競争」に不満を抱いている。ロシア・ウクライナ戦争勃発後も引き続きロシア空域を継続的に使用している中国航空会社の便の飛行時間は欧米の競合便よりもはるかに短い。米航空大手は政府がこの問題の解決に向けて動くよう望んでいる。
南ドイツ新聞は14日、「中国の航空会社はロシアの空域を引き続き使用しており、長距離便で最大2時間を節約している。欧米の競合企業は競争のゆがみについて不満を抱いている」と報じた。
米ブルームバーグの10日付報道によると、米航空大手のユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空は、中国の航空会社が米国路線を運航する際にロシア上空を飛行するのを禁止するよう米政府に圧力をかけた。米国と中国の航空会社による両国間の直行便は、コロナ禍前は週平均340便だったが、現在は20便余りしかない。関係者によると、米航空大手3社はコロナ禍の水準の運航を続けるといい、それは「需要が弱いからではなく、ロシアの領空飛行制限を巡る争いのため」だという。(翻訳・編集/柳川)
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