台湾の列車とクレーン衝突事故、監視カメラ映像から分かった衝撃の事実―独メディア

Record China    2023年5月12日(金) 13時0分

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11日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、台湾・台中市で発生した列車とクレーンの衝突事故について事故発生の経緯が物議を醸していることを報じた。

2023年5月11日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、台湾・台中市で発生した列車とクレーンの衝突事故について事故発生の経緯が物議を醸していることを報じた。

記事は、台中市の豊楽公園駅付近で、ビルの建設工事現場にあったクレーンが倒壊してアームが防音壁を突き破り線路内に落下、そこに列車が衝突して1人が死亡、10人が負傷したと伝えた。

そして、当初は「列車が走行中、目の前に突然クレーンが降ってきた」と考えられていたものの、鉄道会社が公開した監視カメラ動画では、列車が駅に止まっていた最中に長さ40メートル、重さ3.3トンのアームがレール上に落下していたことが発覚したと紹介。ホームの警備員もその様子を目撃し、直ちに駅長に異常を報告したものの、自動運転の列車は異常を検知することなくドアを閉めて出発、そのままアームに衝突してようやく緊急ブレーキがかかり停止したことが分かったとした。

その上で、鉄道会社の広報担当者が11日に「アームの落下地点が列車から200メートル未満だったこと、宙に浮いた形になっていたことで先頭車両の障害物検知システムの作動が遅れた」と説明したことを伝えた。また、建設工事の責任者、作業員ら8人が過失致死、過失致傷、公共危険罪の嫌疑がかけられ、台中市政府が当該施工業者に対し全ての工事の停止を命じるとともに、111万台湾ドル(約480万円)の罰金を科したと紹介している。

記事はさらに、鉄道運行システムの緊急対応措置、異常検知システムにそれぞれ問題があったのではないかとして市政府や鉄道会社の責任を問う声も世論から出ていると紹介。詳しい事故原因は現在調査中であり、台湾国家運輸安全調査委員会が11日、一次報告書を30日以内に提出することを明らかにしたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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