中国政権内で路線対立、国際社会はハト派を支援せよ―米紙

Record China    2014年7月20日(日) 5時28分

拡大

17日、米紙はシンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院のキショール・マブバニ院長の署名記事「中国のハト派を助けよ」を掲載した。写真は中国人民解放軍。

(1 / 2 枚)

2014年7月17日、米紙ニューヨーク・タイムズはシンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院のキショール・マブバニ院長の署名記事「中国のハト派を助けよ」を掲載した。18日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

「中国は拡張主義的な軍事大国である」。今やこうした見方は通説のようになってしまったが、実際は異なる。中国は巨大で複雑な社会なのだ。私は最近、北京を訪問して中国高官の間にハト派路線とタカ派路線の対立があることを知った。

タカ派は強大化した国力を背景にかつての屈辱を晴らすべきだ、東シナ海や南シナ海の権益を守るべきだと主張する。一方、ハト派は強硬路線で各国の反中感情に火をつけるのは得策ではないと考え、トウ小平が唱えた韜光養晦戦略(自らの実力を隠しておくこと)に戻るべきだと考えている。高成長が続くなか、時間は中国の味方であり焦る必要はないという考えだ。

目下の緊張を緩和するためには、国際社会にとってはハト派路線が望ましい。そうである以上、国際社会はハト派を支援する方法はないか考えるべきではないだろうか。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携