中国外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、「秦剛国務委員兼外交部長は先日、パキスタンのイスラマバードで開催された第5回中国・アフガニスタン・パキスタン外相対話に出席した。これは、アフガン情勢に重大な変化が生じた2021年以降に3カ国間で開催された初めての外相対話であり、3者間協力メカニズムの再開を意味している」と述べました。

汪報道官は、「対話期間中に3カ国外相は善隣友好と相互信頼、安全協力とテロ取り締まり、相互連結と貿易投資などの議題をめぐって率直かつ深く交流し、一連の共通認識に達した」と明らかにしました。

汪報道官はさらに、3カ国は「一帯一路」共同建設の枠組みの下で3カ国間協力を推進し、中国・パキスタン経済回廊のアフガニスタンへの延長を推し進めることを重ねて表明したと指摘しました。（提供/CRI）