日本のすしの食べ方、やってはいけないNG行為って?―中国紙

Record China    2023年5月13日(土) 18時0分

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中国紙・環球時報は9日、日本のすしの食べ方に関する記事を掲載した。

中国紙・環球時報は9日、日本のすしの食べ方に関する記事を掲載した。

記事はまず、最近若者が回転ずしのしょうゆボトルの口をなめる動画が炎上し、それに伴い回転ずし各社もそれぞれ運営のスタイルを変更を迫られるなど物議を醸したことで、すしを食べる際のマナーが改めて注目を集めるようになったと説明した。

その上で、「すしは日本の伝統料理であると同時に世界的に有名な美食の一つでもある。各種の新鮮なネタが乗ったにぎりが美しく頰張りたくなってしまう」とし、「特に高級店の場合はカウンターを隔てて板前の芸術的な手さばきを間近で見ることができるため、多くの外国人観光客がそれを目当てに訪れる。もちろんリーズナブルな回転ずしにもそれぞれの魅力がある」とした。

そして、「日本ではすしの食べ方に関する文章が数多く存在する」とした上で、日本文化マナー研究家の伊東香苗氏の説明を基に「重ねる皿の枚数は10枚を目安に」「なるべく会話を控える」「一人で食べる時も和食のマナーを守る」などを紹介。また、「通常、すしはあっさりしたものから順に食べる。白身から赤身、徐々に脂や味の濃いものを食べていく。トロやアナゴといった味の濃いものを食べた後では、あっさりしたものの味をしっかりと感じ取れないからだ」と説明した。

さらに、「一度手に取った皿をレーンに戻してはならず、レーンの方を向いて話をしたり、くしゃみやせきをしたりするのもNG。長髪の女性は髪がすしや皿に触れないように前もって束ねておくのが基本的なマナーだ」としたほか、香水をつけたり喫煙したりするとその臭いが味に影響を与える可能性があるため避けること、すしは出されてすぐに食べるのが一番おいしく、板前への尊重でもあることも付け加えた。

記事は、すしを食べる上で最も議論の的になるのは、やはり「手で食べるか箸で食べるか」という問題だとし、「手で直接食べるのが伝統的な食べ方ではあるが、現在は衛生面から箸を使って食べられることが多い。実際はどちらでも構わないが、(日本の)年配の人と同席する場合は手で食べた方が無難だ」と説明。「親指と中指ですしの両脇を軽く持ち、崩れないように注意しながらネタの方をしょうゆにつけ、できれば一口で食べるのがベストだ」とした。

このほか、「カウンターの店は席が限られているため事前に予約しておき、その際に予算や苦手なネタを伝えておくといい」「他の客が食べている時に隣で批評することは避けた方がいい」とアドバイス。また、子どもが回転ずしや飲食店でマナー違反をするケースも多く、子どもを連れて行く場合は大人しくさせるよう注意を払う必要もあると解説した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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