銀幕で存在感を放つ若手スターたち、名監督とのタッグで映画界をけん引

anomado    2023年5月10日(水) 12時30分

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人気俳優シャオ・ジャンの銀幕デビュー作がツイ・ハーク監督が手掛ける武侠映画と伝えられ、中国のネットで話題沸騰する中、若手スターたちの映画での活躍ぶりが注目を集めている。写真は「河辺的錯誤」。

人気俳優シャオ・ジャン(肖戦)の銀幕デビュー作が、アクション映画の巨匠ツイ・ハーク徐克)監督が手掛ける武侠映画「射鵰英雄伝:侠之大者」と伝えられ、中国のネットで話題沸騰する中、若手スターたちの映画での活躍ぶりが注目を集めている。

ドラマだけでなく映画でも存在感を放つチュー・イーロン朱一龍)とワン・イーボー(王一博)、アイドルからいきなり映画デビューを果たしたイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)、そしていよいよ映画界に殴り込むシャオ・ジャンなど、いま中国で最もホットなイケメン俳優と名監督のコラボで映画界をけん引する動きが活発化している。

チュー・イーロンは、2021年に劇場公開されたアクション映画「クラウディ・マウンテン(原題:峰爆)」に続き、翌年の「星明かりを見上げれば(原題:人生大事)」でも主演を務め、今年は「河辺的錯誤」(ONLY THE RIVER FLOWS)で第76回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に登場することが決まり、銀幕に存在感を焼き付けている。次はチェン・カイコー(陳凱歌)監督による、朝鮮戦争での激戦を描く最新作「志愿軍:雄兵出撃」の主演に抜てきされ、ますますの活躍が期待されている。

ワン・イーボーは、今年の春節期間中に上映されたスパイ映画「無名」で名のない葉秘書を好演し、9億3100万元(約181億4000万円)の興行収入に貢献。メーデー連休に公開された「長空之王」に続き、7月には「熱烈」の上映を控えており、さらにチェン・アル(程耳)監督と映画「人魚」で再タッグすることも決まり、注目必至の銀幕スターとして関心を集めている。

イー・ヤンチェンシーは、第39回香港電影金像奨など、中華圏の映画賞を総なめにしたデビュー作「少年の君(原題:少年的你)」(19年)に続き、中国映画市場における歴代最高ヒット作となった「1950 鋼の第7中隊(原題:長津湖)」と「1950 水門橋決戦(原題:長津湖之水門橋)」の2作品に連続出演し、合わせて87億4000万元(約1703億3000万円)の興行収入に貢献。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「満江紅」を合わせて、わずか5作品で累計興行収入150億元(約2920億円)を達成し、若手実力派俳優として圧倒的な存在感を放っている。

直近になっていよいよ映画進出が決まったシャオ・ジャンは、いきなり名作、名監督、大手制作会社という豪華仕様でのデビューを果たしている。武侠映画史に残る「蜀山奇傅 天空の剣」(1983年)、「スウォーズマン 剣士列伝」(90年)、「スウォーズマン 女神伝説の章」(92年)、「ドラゴン・イン/新龍門客棧」(92年)、「青蛇転生」(93年)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」(92年~)など、数えきれない傑作を手掛けた監督とのタッグで、どのような武侠名作を生み出すのか。銀幕デビューは成功するのか。期待の声が殺到している。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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