メキシコ国境から米国へ入国しようとする中国人が急増―独メディア

Record China    2023年5月3日(水) 7時0分

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米国ビザの取得の難しさと中国のゼロコロナ政策による経済的余波により、メキシコとの国境から米国へ入国しようとする中国人が急増しているという。写真は米国とメキシコの国境。

米国ビザの取得の難しさと中国のゼロコロナ政策による経済的余波により、メキシコとの国境から米国へ入国しようとする中国人が急増しているという。独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトがこのほど、ロイター通信の報道を引用して伝えた。

記事によると、ロイターは、テキサス州南東部の人里離れた国境地帯で3週間にわたり、数百人の中国人移民が米国に渡っているのを目撃し、北京語で20人以上にインタビューした。

中国人は、南西国境に到着した数十万人もの移民のほんの一部にすぎないが、この6カ月で最も急速に増えたことがCBPのデータから分かった。

インタビューを受けた全員が、抖音(ドウイン、TikTokの中国本土版)などのSNSで米国への陸路を利用するというアイデアを得たとし、インフルエンサーや民間団体、SNSへのコメントなどを参考にして旅行を計画したと述べている。

その約半数が、中国で中小企業を経営していた人たちだ。十字架をつけ、中国語の聖書を持っていたキリスト教徒もいて、中国で自由に宗教を実践することができないと感じている。中国の憲法は信教の自由を保証しているが、近年、米国政府を含む批評家は、中国政府が宗教に対する制限を強化していると述べている。

ワシントンの中国大使館は、中国政府は「国家間の協力が必要な国際問題」である不法移民に反対していると電子メールで回答した。信教の自由の問題に関するコメントの要請には応じなかった。

米税関・国境警備局(CBP)によると、22年10月以降の6カ月間にメキシコ国境を越えて入国を試みて拘束された中国人の数は過去最多の6500人余りで、前年同期の15倍以上に増加した。

テキサス州南部リオグランデバレー地区のCBPチーフ国境パトロール担当者、グロリア・チャベス氏は3月16日のツイートで、この増加について「言葉の壁が複雑で、処理に時間がかかるため、職員に負担がかかっている」と述べた。

米国務省によると、最も一般的な訪問者ビザの中国人の拒否率は、21会計年度が80%に達し、22年度は30%を超え、過去最高の2年間となった。米国のビザ発給は19年のコロナ前の水準にほぼ回復しているものの、昨年中国で発給された米国ビザの数はコロナ前の水準を90%下回ったままだ。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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