<北京国際映画祭>陳思誠監督 「日本人俳優の見事な演技に感動」

CRI online    2023年4月29日(土) 22時40分

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第13回北京国際映画祭のフォーラムに参加する陳監督。

世界各国を舞台にした中国のサスペンスコメディ映画『唐人街探偵』シリーズは、3作の合計で中国での興行収入が87億4300万元(約1724億円)に上りました。特に3作目の『唐人街探偵 東京MISSION』は東京を舞台に、日本の妻夫木聡氏、三浦友和氏、長澤まさみ氏など有名俳優が多数出演し、中国で公開された映画の歴代興行収入ランキング7位(約892億円)となりました。このシリーズ作のメガホンを取ったのは中国の俳優、脚本家でもある陳思誠チェン・スーチェン)監督です。第13回北京国際映画祭に参加している陳監督はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。

日本人俳優に対する印象について、陳監督は「日本にはたくさんの優秀な俳優がいる。彼らの独特な持ち味に魅了される」と評価しました。

また、『唐人街探偵 東京MISSION』の撮影で印象に残ったことについて、陳監督は「2つある。1つ目は長澤まさみさんの法廷シーンだ。とても長いセリフがあったので、数回撮る覚悟をしていたが、見事に一回で成功した。長澤さんの渾然一体で、非の打ち所がない演技に感動した」と紹介しました。また、「もう1つは、染谷将太さんの仕事に対する責任感に感動したことだ。当時、もともと安全のために、中国のスタジオで龍Q館の大きな貯水池を再現するセットを造った。染谷さんも中国に来て、撮影の準備をしていた。しかし、主演の劉昊然(リウ・ハオラン)くんと掛け合いをしている時、全体のエコーや感じ、雰囲気などが全く違っていると感じて、この重要なシーンを日本の本当の場所で撮影したいと染谷さんに相談した。染谷さんは映画のために日本に戻って撮影することを决めた。非常に感動した」と撮影時のエピソードを語った上で、日本で撮影したシーンに満足していることを明かしました。

今後、日本人俳優と協力する予定について、陳監督は「今回の『唐人街探偵 東京MISSION』の撮影を通して、日本人スタッフに対して、より濃厚な、より深い感情を持つようになった。今後も協力の機会が増えることを期待する」と述べました。

さらに、映画の国際協力については、「私たち世界各国の映画人は団結して、人類運命共同体を構築する信念に基づいて、より多くの善意や温かさ、喜びを伝えることに努力すべきだと思う」と語りました。(提供/CRI

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