雲南省司莫拉ワ族村、「幸せの地」にさらなる幸福をもたらす―中国

CRI online    2023年4月30日(日) 23時0分

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司莫拉ワ族村は中国西南部の雲南省騰衝市にあり、「司莫拉」とはワ(佤)語で「幸せの地」という意味です。500年以上の歴史を持つ村落で、ワ族、漢族、白族、タイ族など多くの民族が住んでいます。

中国の最高指導者である習近平主席は2020年の旧正月(春節)の前に、司莫拉ワ族村を訪れ、村民の一人である李発順さんの家を訪ねました。

習主席は「今は、どんな仕事をしていますか?」「皆さん、お体はいかがですか?医療保障はありますか?」「お子さんは2人とも学校に通っていますか?学費はどうなっていますか?」「貧困から脱却して、他に何か改善が必要なところはありますか?」などと、李さん一家の暮らしぶりについて丁寧に尋ねました。

その当時、李さんの長女―李連歓さんはちょうど大学院入試の勉強をしているところでしたが、それを聞いた習主席は即座に、「志があれば事は成就する」と語り、李さんの長女と息子を激励し、李さんの家庭と国の運命は密接につながっており、彼らには国のために貢献することを志して欲しいと語りました。長女の李連歓さんは2021年に念願の大学院に合格し、李さん一家は幸せに暮らしています。

ここ数年、司莫拉ワ族村は4Aレベルの特色ある農村と農村振興モデル地区の建設を進めています。李連歓さんは、大学院卒業後は故郷に戻り、学んだ知識を生かして故郷の建設に力を尽くすと共に、身近にいる同級生や友人に呼びかけ、一緒に故郷に戻って起業し、村民がよりいっそう幸せに暮らせるようにするつもりです。(提供/CRI

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