国によって韓国の楽しみ方はさまざま!中国人はデパートへ、日本人は?―韓国メディア

Record Korea    2023年4月30日(日) 12時10分

拡大

26日、韓国・中央日報は「最近韓国を訪れた各国の観光客が最も多く購入した物は、中国人が化粧品、日本人は食品、米国人は衣類だった」と伝えた。写真はソウル南大門市場。

2023年4月26日、韓国・中央日報は「最近韓国を訪れた各国の観光客が最も多く購入した物は、中国人が化粧品、日本人は食品、米国人は衣類だった」と伝えた。

大韓商工会議所はこのほど、先月14日から今月9日までに韓国観光を終えて出国する外国人観光客400人を対象にショッピングトレンドを調査し、結果(複数回答可能)をまとめた。外国人観光客が好む商品群は「衣類およびバッグ・財布・ベルト」(30.8%)、「化粧品および香水」(30.0%)、「食品」(29.3%)と集計された。

回答者数上位の中国、米国、日本人観光客は、最も好む商品群が異なった。中国人は「化粧品および香水」で75.8%、米国人は「衣類およびバッグ・財布・ベルト」で43.4%、日本人は「食品」で41.9%となっている。日本人は「化粧品および香水」も32.4%に達したという。

ショッピング支出規模は平均968ドル(約13万円)だった。地域別に見るとアジア(1038ドル)からの観光客が米州(913ドル)、欧州(870ドル)からの観光客よりも多く支出している。最も支出が多かったのは中国人観光客(1546ドル)で、米国人の844ドル、日本人の796ドルを大幅に上回ったという。

商品の選択基準は1位が「品質」(28.5%)で、「ブランド」と「韓国的な商品」が18.3%で後に続いた。中国人観光客はブランド(35.5%)、日本人観光客は韓国的な商品(33.8%)、米国人観光客は品質(39.6%)重視だと分かった。

大韓商工会議所は「中国人の生活水準が上がり、デパートや免税店でブランド品を購入する『誇示的消費』の特徴が見られる。一方で、内容重視の日本人は韓国的な商品と価格への関心が高い」としている。

最も好むショッピングスポットも国によって異なったという。中国人観光客はデパートが87.1%、市中免税店が85.5%、複合文化空間が72.6%と集計された。日本人観光客の場合はコンビニエンスストアが86.5%、小規模商店が52.7%、大型スーパーが51.4%。米国人観光客はコンビニとデパートがそれぞれ62.3%、伝統市場が58.5%という結果となった。

韓国でのショッピングに「満足している」との回答は89.9%で、「全体的に優秀な水準」だと評価している。韓国観光とショッピングに改善が必要な点に最も多く上がったのは「言語の疎通」(50.0%)だった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国人の担ぎ屋も統計に入れるからこういう結果になる。実際の観光客は中国人が経営する店でコスメを買い、食事をする。結局、韓国で使った金が中国に戻ってるんだよ」「中国人は違法な担ぎ屋だらけでしょ。あれこれ爆買いして国に持って帰って転売する」「化粧品が75%と圧倒的すぎて、担ぎ屋だとすぐにぴんと来る」「中国人は旅行客じゃなくて貿易商だ」などと指摘する声が殺到している。

その他、「南大門市場に行くと、観光客であふれ返っているのを感じる。うれしいことだな」「K-ビューティー、いいね」「日本人は韓国のりばかり買ってる」「中国人は免税品の買い物に、日本人は韓国文化の体験に来てるんだよ」などのコメントが見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携