現代・起亜グループの営業利益が6兆ウォン超え、初めてトヨタを上回る=韓国ネット「トヨタを超えるとは」

Record Korea    2023年4月27日(木) 14時0分

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26日、韓国・電子新聞は「現代自動車・起亜自動車の1~3月期の営業利益が6兆ウォンを超え、世界1位の完成車メーカーであるトヨタを上回る見通しだ」と伝えた。

2023年4月26日、韓国・電子新聞は「現代自動車(ヒョンデ)・起亜自動車グループの1~3月期の営業利益が6兆ウォンを超え、世界1位の完成車メーカーであるトヨタを上回る見通しだ」とし、「世界市場で認められた商品性をベースに、高付加価値車種中心の戦略を行った結果だ」と伝えた。

記事によると、起亜自動車の1~3月期の営業利益は2兆8740億ウォン(約2864億円)で、前年同期比78.9%増だった。売上高は29.1%増の23兆6907億ウォンだった。

起亜自動車は昨年10~12月期に続いて2四半期連続で過去最高の業績を更新した。営業利益率は、世界の完成車メーカーの中で最高水準となる12.1%を記録したという。

25日に業績を発表した現代自動車も、1~3月期の売上高と営業利益がそれぞれ37兆7787億ウォン、3兆5927億ウォンを記録し、市場予想をはるかに超えていた。

2社を合わせた営業利益は6兆4667億ウォンで過去最高の四半期記録となった。同期間のトヨタの営業利益の推定値は5093億9900万円(約5兆980億ウォン)となっており、この通りなら現代・起亜自動車が1兆3000億ウォン以上上回る。記事は「収益性の面で現代・起亜がトヨタを上回り、世界の最上位に立つのは初めてのこと」と伝えている。

トヨタは昨年の世界市場で1048万3000台を販売し1位の座を守った。現代自動車グループは848万1000台で3位だった。今年1~2月もトヨタは165万2223台、現代・起亜は112万6973台で52万台の差があった。

記事は「現代・起亜が“鉄壁”に見えたトヨタを収益で上回れたのは、為替などの外部の影響より、市場のニーズに合わせたSUV製品の拡大、迅速なEVへの転換、高級車市場での成功が主な背景だ」と分析している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「トヨタを超えるとは。日本車は韓国車とは比べ物にならないと言われてきたのに」「よくやっているね。トヨタを超えよう」「私は現代の車を買って満足している。それに海外で現代の車を見つけるとうれしくなる」など喜ぶ声が上がっている。

一方で「韓国内で車の価格を大幅に引き上げたからでは?」「価格は上がるが品質は下がる一方」「販売台数は少ないのにたくさん稼いだということは結局、必要以上に高く売ったのか」「たくさん売ろうとする前に品質改善を」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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