2023年4月22日、香港01は、3月に日本を訪れた香港人の数が前年同時期の約300倍となる延べ14万4900人に上ったことを報じた。

記事は、日本政府観光客が発表した3月に海外から日本を訪れた人の数は延べ181万7500人で、コロナ禍前だった19年3月の276万136人の65．8％まで回復したと紹介。桜の開花シーズンによる需要の増加とクルーズ観光の復活により欧米、オーストラリア、中東からの旅客が大幅に増え、個人旅行が再開された昨年10月以降で最高の水準になったと伝えた。

そして、3月に香港から日本を訪れた人の数は延べ14万4900人で2月より21．6％（2万5500人）増え、19年3月の17万1430人と比べても84．5％の水準にまで回復したと紹介した。また、同月の訪日外国人数に占める香港からの訪問客数は7．9％で、韓国、台湾、米国に次いで4番目に多い国・地域となったほか、昨年3月に香港からの訪日客488人と比較すると実に297倍と、韓国の69倍を上回って非常に大きな回復を見せたとしている。（翻訳・編集/川尻）