日本旅行に注意! 子連れ禁止の飲食店が増加中―香港メディア

Record China    2023年4月21日(金) 21時0分

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香港メディアの香港01は20日、「日本旅行に注意!」と題し、日本で子どもの入店を禁止する飲食店が増えていると伝えた。資料写真。

香港メディアの香港01は20日、「日本旅行に注意!」と題し、日本で子どもの入店を禁止する飲食店が増えていると伝えた。

記事は、「日本は香港の老若男女が最も愛する旅行先の一つで、多くのファミリー層が休暇を利用して家族で訪れている」とした上で、「最近日本のテレビ番組が、子どもの入店を禁止する飲食店が増えていると伝え、反響を呼んだ。香港人が子どもを連れて日本旅行に行く際には注意が必要かもしれない」と伝えた。

記事が紹介したのは日本テレビ系で放送された「情報ライブ ミヤネ屋」。同番組では、「お客様は神様」の時代は終わったようだとし、飲食店側がさまざまな独自のルールを設けることが増えていると伝え、例として「食事中はスマホの利用を禁止する」「注文しない人の入店を断る」などと共に、「子どもの入店禁止」を挙げた。

そして、10年前から子どもの入店を禁止しているという飲食店がその理由として「他の客の料理をいきなり食べた子がいた」「子どもがトイレを汚しても謝ることなく帰った」「店員が子どもの面倒を見てほしいと注意したところ、親が子どもを厳しくしかりつけた」「グルメサイト等で低評価をつける」「子どもが走り回り、高価なコップを割った」などを挙げ、禁止したところゆっくり食事を楽しみたいという“良い客”が増えたと語ったことを紹介した。

番組では、子ども自身が問題なのではなく、子どもをしっかりとしつけなかったり、見て見ぬふりをしたりする保護者の問題があると指摘された。

記事は、日本のツイッター上でこの問題について議論が過熱したとし、一部のユーザーからは「子どもの入店を禁止するのはやり過ぎ。子連れで入りやすい飲食店は少なくなってきていて、これ以上増えたら本当に困る」といった声もあったものの、ほとんどのユーザーは子どもの入店禁止に賛同しており、「子どもをしつけない親がますます増えている。走ったり、泣いたり、騒いだりしても知らん顔。子どもが何かしても注意したり謝ったりしない」との声や、「隣の席で子どものおむつを交換する親がいて、最近の親は非常識だと思った」との声が見られたと紹介した。

そして最後に、「皆さんは子どもの入店禁止は適切だと思いますか?いずれにしても、今後、香港人が子連れで日本旅行をする際には、子どもの入店が可能かどうか事前に調べておくなど、十分に注意しなければならないかもしれない」と注意喚起した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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