日本のディーラーが中国車に感嘆「あと3、4年で日本車は追い抜かれる」―中国メディア

Record China    2023年4月21日(金) 14時0分

拡大

20日、澎湃新聞は、上海モーターショーで中国ブランドの勢いが目立ち、日本のディーラーから「あと3、4年で日本車は多くの市場で中国に抜かれる」との声も聞かれたと報じた。

2023年4月20日、中国メディアの澎湃新聞は、上海モーターショーで中国ブランドの勢いが目立ち、日本のディーラーから「あと3、4年で日本車は多くの市場で中国に抜かれる」との声も聞かれたと報じた。

記事は、今回のショーにおける大きな目玉の一つがBYD傘下の高級電気自動車(EV)ブランド「仰望」で、オフロードSUVのU8とスーパーカーのU9を発表したと紹介。U8の予約販売価格は109万8000元(約2100万円)で、「100万元超えの国産車」として多くの来場者の注目を集めており、同ブランドのブースには常に30分待ち以上の行列ができるほどの人気ぶりだと伝えた。

また、BYDをはじめとする中国の自主ブランドが今回のショーで大きな収穫を得ているとし、バングラデシュから商談目的でやってきたディーラーがBYDや奇瑞に大きな興味を持ったと語ったほか、日本人のディーラーからも「あと3、4年すれば、中国車は多くの市場で日本車を抜くことになるだろう」との声が聞かれたとしている。

さらに、新興EVメーカー・上海蔚来汽車の関係者が「ショー開幕からの2日間ですでにかなり数の注文を受けた」とし、吉利汽車のEVブランド「ジーカー」のスタッフも「この2日間で購入の意向を持つ顧客数人を接待した」と語るなど、中国ブランドが続々と注文を受けている様子を伝えた。

記事は、今年3月の中国ブランド自動車販売台数が前年同期比2%増の77万台となったのに対し、大手合弁ブランド車は同9%減の54万台にとどまったほか、中国ブランドにおける新エネルギー車の普及率が54.7%に達したのに対し、合弁ブランド車の新エネ車普及率はわずか5.3%であることを紹介。「一部の合弁ブランドの販売減少が、新エネ車へのモデルチェンジ不良と密接に関わっていることが、今回のショーでも垣間見えた」と評している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携