BMWが外国人限定でアイス配り騒動に、警察「それほど深刻ではない」にネット民猛反発―中国

Record China    2023年4月21日(金) 11時0分

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20日、上海モーターショーでドイツのBMWのブースが外国人限定でアイスクリームを配った問題で、警察官が「深刻な問題ではない」と発言したことが伝えられ、中国のネットユーザーがさらに反発を強めている。

2023年4月20日、上海モーターショーでドイツのBMWのブースが外国人限定でアイスクリームを配ってネット上で物議を醸した問題で、警察官が「深刻な問題ではない」と発言したことが伝えられ、中国のネットユーザーが反発を強めている。

楚天都市報の微博アカウント・極目新聞は20日、上海モーターショーに出店しているBMWのMINIブランドブースで同日、来場者に無料でアイスを配布するサービスが行われたものの、中国人の来場者の求めに「もうなくなった」と断った直後に外国人がやって来ると「なくなった」はずのアイスが提供され、騒動になったと紹介。当時、MINIブースの前でライブ配信を行っていた女性が警備員ともみ合いになり、「助けて、助けて」と叫びながら強制的に追い出される映像を併せて掲載した。

そして、上海市公安局の警察官がこの騒動について「事実はネット上で伝えられているほど深刻ではない」と発言したことを紹介した。

一方、BMW側はMINI中国の微博アカウントを通じて「イベントは展示を見に訪れた皆さんにスイーツをお配りすることが目的だった。内部管理の不徹底とスタッフの落ち度により皆さんに不快な思いをさせてしまったことを心よりお詫び申し上げる」と謝罪している。

騒動事態に対し強い憤りを示していた中国のネットユーザーは、警察官の「深刻ではない」という発言に対し「じゃあどれほど深刻なら『深刻』だと認めるのか」「警備員の発言ならまだしも……」「うやむやに終わらせたい姿勢が見え見え」「上海の外国びいきを何とかするには一筋縄じゃいかないな」「この女性がわざわざ警備員に無理やりつまみ出してくれとお願いしたとでも言うのか」「官と商の癒着。いつものことだろ」「上海には大いに失望した」など、さらなる怒りを示すコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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