中国メディアの澎湃新聞は18日、四川省成都市で飼育されているジャイアントパンダに水をかけた観光客が1年間の参観禁止処分を受けたことを報じた。

記事によると、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は17日、観光客がパンダに水をかけ、驚かせる出来事が同日あったと報告。報告では、乱暴な振る舞いをしたとしてこの観光客を1年間の参観禁止としたことや、飼育員が直ちに検査を行ったことが説明された。パンダの体調に異常はなく、精神的にも落ち着いているといい、基地は「引き続き全てのパンダの体調に注意を払い、その健康と安全を確保します」ともコメントした。

中国では同基地の雌のパンダ「和花（ホーファ）」が大人気となるなど、パンダブームが起きている。一方、同基地では3月にもパンダが観光客に故意に水を浴びせられたことが報じられている。（翻訳・編集/野谷）