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16日、中国商務部(商務省)の沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は今月15日に行われた定例記者会見で、上半期の消費や対外投資などの商務運営状況について説明した。資料写真。
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2014年7月16日、中国商務部(商務省)の沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は今月15日に行われた定例記者会見で、上半期の消費や対外投資などの商務運営状況について説明した。
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▼サービス業の外資導入が継続的増加
沈報道官によると、上半期の中国の実行ベース外資導入額は633億3000万ドル(約6兆4000億円)で、人民元に換算すると3899億5000万元となり、前年同期比2.2%増加した(銀行、証券、保険の分野のデータは含まず。以下同じ)。6月の実行ベース外資導入額は144億2000万ドル(約1兆5000億円)で、人民元に換算すると888億6000万元となり、前年同月比0.2%増加した。
サービス業で実行ベース外資導入額が継続的に増加している。1-6月は352億ドル(約3兆6000億円)で同14.8%増加し、全国の実行ベース外資導入額全体に占める割合は56%だった。このうち流通サービスの導入規模が大きく、46億9000万ドル(約4800億円)に達した。
沈報道官は、「外資系企業の中国での発展には引き続き商機が充ち満ちている。今年の全国の外資利用状況は安定的な伸びを維持しており、今後は外資利用の水準が一層向上し、外資構造がさらに最適化に向かうことが予想される」と述べた。
1-6月の国内投資家による海外への直接投資は累計433億4000万ドル(約4兆4000億円)で、人民元に換算すると2660億5000万元となり、同5%減少した。
沈報道官は対外投資の伸びが低下したことについて、「情勢から考えて、これは主に中国の対外投資がグローバル経済の変動、国際資本の流動の大きな浮き沈み、国際投資保護主義が台頭してきた影響を受けたことが原因だ。将来の中国の対外投資の伸びがやや鈍化しても、それは正常な調整だ」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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