中国の病院で「手術しかない」と言われたが、日本の病院を受診してみると…―中国人経営者

Record China    2023年4月18日(火) 15時0分

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日本の華字紙・中文導報はこのほど、日本の病院で診察を受けたことで日中の医療の差を発見したという文章を掲載した。

日本の華字紙・中文導報はこのほど、日本の病院で診察を受けたことで日中の医療の差を発見したという文章を掲載した。執筆者は、アパマンショップの中国子会社である百特豪世房地産諮詢(上海)有限公司の陳霞雯(チェン・シアウェン)董事長。以下はその概要だ。

私は元水泳選手で軍にも在籍していた。長年、自分を律してきたし、飲食や健康にも非常に気を遣ってきた。そのため、自分は病院とは縁がないものだと信じて疑わなかった。2016年からは4年連続では上海マラソンにも参加し、自分の体に自信を持っていた。

ところが、現実は残酷だった。20年から腰痛が出始め、症状はなかなか好転せず、生活や仕事にも影響するようになった。家族や友人の紹介で上海の有名な病院をいくつも回ったが、そこでの診察体験は決して良いものではなかった。

病院の待合いは騒々しい市場のようで、大学付属病院ともなると押し合いへし合いしながら受付に進まなければならない。診察室にもプライバシーはなく、受け付けができなかった患者や番号がまだずっと後の患者が無秩序に入り込んでくる。診察は基本的に流れ作業で、CTかMRIを撮影するだけ。患者に問診したり病状を聞いたりすることは極めて少なく、結論も「手術しかない」で一致していた。

半年前、仕事の都合で再び日本に戻る機会があった。私は日本の医療技術での治療を試みようと思った。日中は一衣帯水の隣国で、日本は華僑・華人が多い国の一つでもある。両国には異なる面も多々あるが、ここ20年は互恵関係を基礎とした相互依存を形成し、共に発展してきた。ただ、医療における差は歴然としている。日本での生活で、私は日中医療の間の巨大な差を見せられ、深い感銘を受けた。

日本の病院は一般的に、地域開業医、財団または公立の総合病院、大学附属病院の三つに大別される。診察は基本的にすべて予約制で、まず地元の開業医に行き、治らなければ医師からの紹介状で総合病院に行く。紹介や再診も予約であることから、患者の病状と合致した医療資源の確保が効率的に行われている。医師は1日当たりに診る患者の数についてある程度見通しを持っているため、(一人ひとりの)患者の診療時間も確保されている。病院の環境は静かで、問診や会計は急ぐことはない。中国国内の病院と比べてとても温かく、調和がとれている。

来日後、日本の友人の紹介で腰痛専門の整骨院を予約した。初診ではまず病状について票に記入し、続いて医師が(かなりの時間をかけて)詳しく問診をした。そして、(患部の)画像撮影、人体模型を使った説明と続いた。問診の過程ではこれまでにない安心と信頼を感じ、不安な気持ちは医師の責任ある態度と誠意によって(和らぎ)、距離が縮まった。

数週間の治療を経て、もともとあった痛みは大きく改善された。医師の診断は、「体を冷やさない生活習慣を保ち、患部の血行を良くする」「水泳の運動量を減らす」「手術は必要ない」という明確なものだった。日本で診察を受け、プライベートに十分配慮され、パーソナライズされた日本の医療体制を見ることができた。

中国の医療体制が先進国に学ぶことを大いに期待していると同時に、近い将来、中国の医師と患者の関係が改善され、白衣の天使が命を救う精神が必ず発揚されると信じている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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