中国有人宇宙飛行事業弁公室の発表によりますと、中国の宇宙ステーションに滞在している「神舟15号」の乗組員は15日、4回目の船外活動に成功したということです。

今回の船外活動では、3人の宇宙飛行士が宇宙船の内外で緊密に協力しながら、船外拡張ポンプユニットの取り付けや船外負荷プラットフォームの支持棒の取り付けなどのミッションをクリアし、今後の大規模な船外科学技術実験のための基礎となる準備を行いました。

一方、地上では、「天舟6号」の打上げ任務を担当する打ち上げ用ロケット「長征7号遥7」が13日に海南省文昌の宇宙打ち上げセンターに運ばれ、今後は一足先に到着済みの「天舟6号」貨物船とともに、打ち上げセンターでの最終組み立てやテスト作業が行われる予定です。

「天舟6号」の宇宙飛行は中国の有人宇宙飛行事業が宇宙ステーションの活用と用途拡大の段階に入ってから最初の飛行ミッションであり、注目を集めています。（提供/CRI）