中国共産党中央政治局委員で中国共産党中央委員会外事活動委員会弁公室主任の王毅氏は北京市内で13日、一足早く北京入りしたブラジルのルラ大統領の特別顧問トップを務めるアモリン元外相と会談しました。

王委員は、「習主席とルラ大統領という2つの発展途上大国の指導者がまもなく行う戦略的な会談は世界に影響をもたらし、二国間関係の発展の新たな青写真を描くだろう」と期待を示しました。

王委員はさらに、「中国はブラジル側と戦略的な意思疎通を強め、実務的協力を深め、『一帯一路』構想とブラジルの『再工業化』とリンクさせ、両国と両国国民にさらに幸せをもたらしたい」と述べた上で、中国はブラジルとBRICS枠組み内での協力を深め、BRICSの拡大を推進し、BRICSメカニズムの影響力を高め、グローバルガバナンスシステムの変革を推し進めるために貢献していく姿勢を示しました。

アモリン特別顧問トップは、「中国は国際問題においてますます重要な役割を果たしている。特に最近は、サウジとイランの北京対話を促し、世界平和に重要な貢献をした」と評価し、両国の全面的な戦略的パートナーシップを非常に重視し、中国との戦略的協力を強化したいとの考えを表明しました。（提供/CRI）