中国初の帯状疱疹ワクチンが承認、海外製より4万円お得

CRI online    2023年4月14日(金) 9時20分

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中国国産初の帯状疱疹ワクチンがこのほど承認され、年内に雲南省や福建省、吉林省、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、貴州省などで使用が開始される予定です。

中国国産初の帯状疱疹ワクチンがこのほど承認され、年内に雲南省や福建省、吉林省、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、貴州省などで使用が開始される予定です。

帯状疱疹の発症率は加齢と関係しており、50歳からは明らかに上昇します。中国本土の年間新規発症者は現在、156万人となっており、2025年には490万人に、2030年には600万人に上ると予想されています。また、帯状疱疹の患者が年間に支払う治療費は約13億元(約250億円)に上ると見られています。現状では、帯状疱疹の治療には限界があり、最も簡単かつ経済的で効果的なのは予防接種だということです。

これまで中国国内で使用されていた帯状疱疹ワクチンは海外から輸入したもので、50歳以上を対象とし、2回の接種が必要でしたが、今回承認された初の国産ワクチンは使用年齢の下限を40歳とし、接種回数も1回で済むなど、利便性が増しています。

また、国産ワクチンの1回あたりの接種費用は海外製のものより2000元(約3万9000円)ほど安い1369元(約2万6000円)です。中国における帯状疱疹ワクチンの接種者数は2030年までに1500万人を超えることが期待されます。(提供/CRI

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