レオ・ロー×バイ・ルー「長月燼明」、評価は真っ二つ

anomado    2023年4月17日(月) 20時30分

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中国で社会現象級のヒット作として注目されるファンタジー時代劇「長月燼明」について、中国紙・環球時報(電子版)は13日、「評価は真っ二つ」とする記事を掲載した。

中国で社会現象級のヒット作として注目されるファンタジー時代劇長月燼明」について、中国紙・環球時報(電子版)は13日、「評価は真っ二つ」とする記事を掲載した。

「長月燼明」は人気ネット小説家、藤蘿為枝の作品を実写化したもの。人気俳優のレオ・ロー羅雲熙)とバイ・ルー(白鹿)が主演を務める。魔神・澹台燼(レオ・ロー)に蹂躙(じゅうりん)される世界を救うため、仙門の弟子・黎蘇蘇(バイ・ルー)が500年前にタイムスリップし魔界に落ちる前の澹台燼と出会うところから始まる、激烈な仙と魔の戦いと愛憎劇を描いた物語。今月6日に動画配信サービスの優酷(YOUKU)で配信が開始された。

中国の映画・ドラマ関連プラットフォームの「灯塔専業(プロ)版」が独自集計したデータによると、「長月燼明」は配信開始初日に「ドラマ市場シェア率22.76%で断トツ1位に君臨」し、配信開始から3日間で「2020年以降のファンタジー時代劇で最高となるヒット指数4.2万超を記録」し、配信開始から5日連続で「同時期に配信されたドラマを抑え首位を独走」したなどと報じられている。

敦煌風の美しい衣装や美男美女が見せる洗練された演技、キレのあるアクション、豪華なCGなどがファンをとりこにしているが、環球時報の記事は「同作のファンではなく、通りすがりの視聴者にとって、ストーリーの進行が遅い上に予想を裏切るような展開もなく、結末も8~9割方推測がつく。『美しい』以外にこれといった見どころがない」とし、「昨今のファンタジー時代劇の多くが、『甘さ』を売りにするために、タイムスリップや生まれ変わりといった設定を選びがちで、ヒーローとヒロインの間の恋愛には火がつくものの、かつてのファンタジー時代劇で示された義侠心や道義はそうした『人工甘味料』に取って代わられてしまった」などとした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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