羽生結弦さんが「あの夏へ」でアクセサリーをつけなかったのはなぜか―中国コラム

Record China    2023年4月13日(木) 17時0分

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羽生結弦さんのファンであるコラムニストが13日、羽生さんが「あの夏へ」でアクセサリーをつけなかった理由について考察したコラムを、中国のポータルサイト・百度に掲載した。

フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)のファンであるコラムニストが13日、羽生さんが「あの夏へ」でアクセサリーをつけなかった理由について考察したコラムを、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。

同コラムの筆者はまず、「羽生結弦の演技や日常での生活を見た人なら印象深いと思うが、彼はよくアクセサリーを付けている」とし、「特に試合やショーではファイテンの磁気ネックレス、地球のような(青い球状の)ものと金の羽のものなど3本と左右の手にブレスレットという組み合わせが長く続いた」と説明した。

そして、「これらのアクセサリーを身につけることは習慣であり、ジャンプや回転の感覚を補助してくれるガジェットでもある」と指摘。「彼は首や手が長いためこれだけのアクセサリーをつけてもジャラジャラした印象はなく、むしろたまにCMなどの撮影でつけていない時の方が違和感があるほどで、『アクセサリーなしでは演技できないのでは?』との冗談めかした疑惑まで生まれたこともある」とした。

その上で、3月末から4月上旬にかけて行われたアイスショー「スターズ・オン・アイス 」で、羽生さんがアクセサリーを一切つけずにスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の「あの夏へ」を演じたことを挙げ、「非常に珍しいことだった」と言及。その理由が、同作の中にあると分析した。

同コラムの筆者は「千と千尋の神隠し」について、「千(千尋)が現実世界に帰る物語であり、ハクは自分と自分の名前を取り戻す。互いに助け合いながら自らを救う物語だ」と紹介し、「(羽生さんが同プログラムでイメージした)ハクはコハク川の主で、人々に汚されたためやむを得ず湯屋を尋ね、不本意ながら湯婆婆のために働くことになる(キャラクターだ)」と説明した。

そして、「『あの夏へ』の音楽は静かであるが、それ以上に熱い。成長、自分探しの道は決して平たんではなく、もがき、手を伸ばし、自分を否定し、自分を認めた末に、ハクはついに自分と自分の名前を取り戻す。彼は千尋に『さあ行きな。振り向かないで』と告げたが、この言葉は自分に言い聞かせたものではないだろうか」と推察。「自分を取り戻したというのは、(プロ転向した)羽生結弦も同じである」とし、「そんな彼がこのプログラムを演じるのに、もちろん一切のアクセサリーを付け加える必要はないのである」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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