中国でも大人気の「名探偵コナン」とユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」がコラボした「名探偵コナンUT」をめぐり、中国メディア・澎湃新聞はファンの間に波風が立ったことを伝えた。

澎湃新聞の微博（ウェイボー）アカウントの12日の投稿によると、このコラボTシャツにざわついたのは工藤新一（＝江戸川コナン）×毛利蘭カップルを推す「新蘭党」と、江戸川コナン×灰原哀カップルを推す「柯哀党」。コレクションは全7種類あり、先月末にTシャツを着た主要キャラクターの姿がお目見えした際、コナンと灰原哀との名場面がデザインされたTシャツをコナンが着ていたことが新蘭党の不評を買った。一方、柯哀党は「灰原哀こそがコナンの正真正銘のソウルメイト、コナンの言動が理解できる唯一の人」と考えているという。

同アカウントはまた、このデザインのTシャツは11日午後11時現在、オンラインショッピングモール天猫（Tmall）内の公式旗艦店で1万点以上売れていると紹介。7種類ある中で唯一、原作者・青山剛昌氏のサインが添えられているとも強調している。（翻訳・編集/野谷）